◆精神構造

・子供:虫の息、殺されてる、ほぼ無自覚/小6

所謂素。人格の基礎。親が死んでから子供のまま止まってる。

臆病怖がり寂しがりの小心者。優しく努力家で我慢強い。将来の夢は「やさしいひと」

同時に自分が自分だからいけないとか、自分のせいで両親は死んだとかいった罪悪や後悔も抱えてる。

子供の頃に満たされなかった部分がそのまま残ってる。もう殺されたくない。否定しないで。捨てないで。優しくされたい。認められたい。肯定されたい。無償の愛とか優しさとかに夢みてる。あくまでも夢。

優しい人になりたかったけど親からそれではダメだお前はダメだ賢くなれと言われ続けた。だから賢くなろうと頑張ったけれど結局親は自分を置いて自殺した。そこから壊れては直して補強してを繰り返しているので成長できていないどころかどんどん押し込められている。

親の死によって死や置いて行かれる事、捨てられる事、頸部への圧迫感に強い恐怖を抱く。

 

・内向:殺してる、半無自覚/中学

内向的な攻撃性。自分の事がとにかく嫌い。この世の中も全部嫌い。もう何もかもが嫌い。

甘ったれた事言う自分もいつまでも罪悪でうじうじしてる自分も手に入らない夢物語を求める自分も歪んで救われた気になってる自分も上っ面貼り付けてイイヒトになった気になってる自分も全部嫌い要らない汚い殺したい。

やさしいひとになりたいとか言っておきながら結局裏切った自分が大嫌い。

厭世的で攻撃的。自傷的で自罰的。破滅的で怠惰。自分は無価値。努力なんて無意味。自分は何もできないし何にもなれない。自分が肯定されると思ってない思えない。

 

・外向:現行の主、補強部分、自覚/高校~大学

色々拗らせた結果の産物。外向的な攻撃性。人間不信。綺麗事クソ喰らえ。圧倒的現実主義。惨めなのは嫌。弱者にはなりたくない。優しさなんて無駄。人間が優しいわけがないだろ。

賢くないといけない。優しさは身を滅ぼす。人間は簡単に裏切る。捨てられる前に捨てる。惨めな弱者にはなりたくない。惨めに死にたくない。愛とか情とか馬鹿馬鹿しい。

強者として生き残るために自分の優位性有用性を示したい。社会から認められなければならない。他人も自分自身すらも自分が生き残るための道具にすぎない。

 

・仮面:行使中/なう

社会的規範に則った一般的で親しみのあるでもちょっと胡散臭い青年像。社会生活用に作り上げた仮面。にこにこ!


◆渋紙時系列色々

・=調べれば出てくるやろって情報

*=主に心情とか表に出てない情報

 

☆両親生前(~小学生)

・親に貰った名前は「渋紙幸(しぶがみ こう)」

・父親譲りの、色素の薄い髪と瞳

・両親共に学が無く、底抜けのお人好し

・騙されたりして借金漬け、物理的に貧しい状態

・学校でいじめられたりした(傷痕が残っている)

*親「自分たちでも人の役に立てるなら」

*親「家族がいればそれだけで幸せ」

*親「お前は利口であれ、賢くなれ」

 

*勿論不満はあった(主に貧乏な点、いじめられてたし)

*気が小さいので面と向かって不満を訴えるとかしなかったけど

*それでも頼る先があったし、何より愛されてると思ってた

*親と同じように「家族がいればそれだけで幸せ」だと思っていた

*将来親を楽させようと勉学に励んでいたかもしれない

 

 

☆両親自殺(小六終わり)

・借金を苦にして自殺

・首吊り

・第一発見者は学校帰りの幸

・遺書は「お前は賢く生きなさい」で〆

*置いていかれた、捨てられた、裏切られた

*自分たちだけ逃げやがった

*今までのは全部きれいごとだった

*家族がいれば幸せなんて嘘だった

*自分は愛すべき存在ではなかった

*結局自分がかわいいんだ

*信じていたのが馬鹿みたいだ

*絶対に許さない、もう何も信じない

 

*愚かだからこんな風に惨めに死んだ

*賢くならないと自分も同じように死ぬのでは

*あんな死に方はしたくない

*自分の死に対する強い恐怖と首吊り死への強い嫌悪

 

 

☆親戚たらい回し(中高生)

・あっちこっちで腫れもの扱い邪魔者扱い

・中学の間は学校も転々とした

・高校はたらい回されながらも三年間同じところ

・生前は両親を都合よく扱ってた奴もいた

・死後は大抵厄介者扱い

*こんな状態に置き去りにした両親への恨みや憎しみ

*どうあっても捨てられる自分への悲しみとか

*自分は要らないもの、捨てられるものという感覚が強い

 

・そんなこんなで荒れてた

・いじめや喧嘩や色々とあって腕っぷしがついたぞ

・小遣い稼ぎに身体売ったりもしてた男女共に経験あり

*社会に最適化するために自分を殺す方法を身に付け始める

*ので、高校くらいから段々落ち着きだす

・周囲は一気に色んな事が起こって荒んだ程度の認識

 

 

☆その後(大学~)

・一人暮らし始めた

・それなりに友達作ってそれなりに恋人作ってそれなりに暮らす

・処世術も身に付けたので大学卒業後に探偵事務所立ち上げたよ

・成人してすぐに名前を「渋紙考」に変えた

・理由は「幸だと"さち"と読まれて女性と勘違いされ易い」とか

*人間社会での生き方にも大分慣れてきた

*人間を都合よく使う側のムーブを覚え出す

*最初は情緒不安定な事が多く定期的に発狂してた

*ここから壊れて直して補強してを繰り返していく

*表面だけ綺麗に頑丈にして中は適当に使えればいいや程度

・過去に色々あったみたいだし環境が変わったりストレスがあったりで大変よねみたいに思われてる

 

 

☆まとめ(現在)

・ご近所さんに頼られる便利屋さん状態の探偵事務所所長

・仕事もプライベートもそれなりに過ごしているよ

・心理学持ちから見るとまあ胡散臭い

・でも仕事の腕は確かだからそこは信用していいよ

*元々小心者で事なかれ主義、ビビリでチキンで臆病者

*それに色々加わって酷いありさまに

*恨みや憎しみ、負けん気と自棄、恐怖と嫌悪から死にたくないだけ

*別に自分が大切なわけではないし、生きていたいわけでもない

*来世での幸せが確定しているなら迷いなく死にそうなイメージ

 

*要らないと言われないため、捨てられないために生きている

*存在証明のために存在する

*そのためには選び取り捨てる側になる事も辞さない

 

*壮絶な人間不信の人間嫌い

*自分以外どうなろうが知ったこっちゃない

*特に愛とか情とかはヘドが出るくらい嫌い

*基本のらくらと当たり障りない事しか言わない

*必要とあらば嘘も吐くし罪悪感は皆無

*弱者として見られる、憐みを向けられるのは嫌だけど有益なら割り切る

*他人に一方的に消費されるのも嫌いなので消費する側になる

*両親の死後で自分に触れたのは憐み、いじめや喧嘩の暴行、売春相手や恋人が自分の欲求を満たすもの、とかそんなんばっか

 

*愚かしく他人に消費されて惨めに死ぬのだけは死んでもごめん

*他人の手中に自分の命が握られてるのも無理

 

*現状普通に苦しいし痛いしつらいししんどい

*えげつない人間不信なので助けを求めるとか無理

*今日も自分を殺して生きている


◆家庭環境と幼少期

両親共に学が無く底抜けにお人好しで、騙されたりなんだりで借金漬けだった。

故に息子には「利口であれ、賢くなれ」と再三言い聞かせていた。

服はサイズも合わないボロボロのもの、今日食べる食事にも困り、家も相当ガタがきていた。

電気ガス水道もよく止められていたため、人並みの生活が難しい状況

さらに生まれつき髪や目の色素が薄めだったため、からかいやいじめの恰好の的に。

物をどうこうされたり罵倒されたりケンカ吹っかけられたりエトセトラエトセトラ…。

学校に居てもする事はないが、かと言って家に帰っても内職の手伝いか家の修繕か借金取りの怒声を聞くくらいしかなかった。

そのため、暇な時間は大抵学校の図書室か、近所の図書館で潰していた。

小学五年生の時に滑り台から突き落とされ怪我をするが、金がなくろくな治療が受けられなかったため今でも痕が残っている。

小学六年生の終わりに、両親が借金を苦にして首吊り自殺を遂げる。

遺書は「お前は賢く生きなさい」で〆られていた。

中学生の間は親戚の家をたらい回しにされ、転校が多く人に馴染めず、いじめのような事も度々起こった。

高校生はそれなりのところに受かり、幸いな事に(家が変わる事はあったが)転校する事はなく無事卒業できた。

大学もそれなりのところに受かり、更に一人暮らしを始めてハッピー。人間社会の生活にも慣れてそれなりに過ごしそれなりに卒業した。

両親に散々言われ励んだ勉学と、いじめや喧嘩で付けた腕っぷしと、のらくら生きるために学んだ処世術を生かし探偵事務所を立ち上げた。

成人してすぐに名前を変えた。元の名前は「渋紙幸(しぶがみ こう)」

―こんな名前与えておきながら、そんなモン一つもくれやしなかったじゃねえか

―あのバカ共みてえな無様で、みじめで、情けない死に方、オレは絶対にしたくねえんだ


◆仕事

会社の駒としていいように使われるのが気に食わないので今後も自営でやっていきます。

休日は近所付き合い、友人付き合い、映画鑑賞、読書、散歩、料理とかで無難に過ごす。

休んだところで本質的に無趣味だからやりたい事があるわけではない。むしろ今後の備えに稼ぎたい。


◆見た目について

傷痕は小5の時に滑り台から突き落とされた時のもので、ろくな治療が受けられなかったため痕になった。

外傷性刺青:青いホクロのような点が目立つ分で2つほど

神経系:若干右目付近が動かしづらい

痣・熱傷:青いような赤いような引き攣れたような痕

 

髪と目の色は虐げられたからと言うよりクソ親父と同じだからって方が嫌な理由。

この色のままマトモに生き延びる事でより「アイツらとは違う」と思いたい。

傷痕についても「このまま勝ち残ってこそ」と思っているため隠したり直したりする気はない。

何より身体的・精神的に同情を誘えればそれだけ社会的には生き残りやすくなる。ナメられるのは癪だけど。

 

APP8は"期待の大暴落"を起こさないためにわざとやっている。

見た目が好印象で対応もいい人だと余計な期待をされる。

そして何か不都合が起きた場合に裏切られたとか、信じていたのにとか思われて厄介。

軽薄そうだったり一見信用を悩む見た目だと、まず第一印象での期待がない。

その見た目でいい奴を演じれば、意外といい奴と好印象を受けられる。

かつ不都合が起きても、なんだやっぱり見た目通りだったと"納得できる理由"が作り出せる。

ついでに日本じゃ不真面目な印象を与える髪と目の色の印象を馴染ませるのにも丁度いい。

と、一石二鳥的考えからのAPP8とプライベートでのフランクさ。


◆趣向や思想思考

料理が趣味なのは、分かりやすく貧富の差や育ちの良し悪しを表すのが、身形や言動以外では料理だと思った故。

健康第一で、酒も煙草も好き好んではやらない。大抵付き合いか仕事。

 

愛だの情だので借金負って抱えきれなくて死んだ両親を見たので愛だの情だのが嫌い。

そういうの持ってる奴の、特に目が嫌い。なので大半の人間が嫌い。

努力の賜物とか逆境を乗り越えるとかってタイプの話はまあまあ好き。

逆に天才だの恵まれた環境だのって話はヘドが出るほど嫌い。

恵まれた奴は嫌いだしそれを理解せずにのうのうと生きてる奴はもっと嫌い。

しかもこの恵まれてるの範囲が「衣食住に困らず虐げられなければ、或いは虐げられても逃げ場がある」なので大分広い。

 

両親が首吊り自殺した時に感じた事は以下の二点。

みじめな死に様への、自分もいつかこうなるんじゃないかという恐怖。

自分だけ置いて二人だけで逃げた親への恨みや憎しみ。

それらがトラウマになっており、自分が死ぬ事への強い恐怖と、首吊り死に対する強い嫌悪を持つ。

また首回りにアクセサリーを付けられないし、首がつまるような服も着れない。

 

基本的には死にたくない。死はみじめな人生の敗北だと思っている。

でも人間いつかは死ぬので、それならせめて大往生ってやつがいいと思っている。

自殺が一番みじめ。負けを認めて受け入れて死ぬから。

他殺が次にみじめ。負かされるのは普通にダサいから。

病死はまあ、マシ。仕方ないかなと思える。ものによるけど。

事故死はもうちょいマシ。自分に非がない場合だけだけど。

老衰が一番マシ。絶対に抗えないもの。生き延びた証。

だからどうせ死ぬしかないなら老衰がいいと思っている。

唯一死んでもいいかと思える理由は「マトモな人生に産まれ直すため」

このクソッタレな現状を変える事の出来得る唯一の手段。まあ、有り得ないけれど。

 

根本的に貧乏性で、贅沢に慣れてない。

精神的には貧しいままなので心の余裕とか無い。

貧しくなく虐げられもしない現状への理解が追いついてない状態で、身を守ることに精一杯。

幽霊とか魔法とか非科学的な事は信じてない。

夢や理想や希望を抱きフィクションやおとぎ話を楽しむだけの心の余裕を持った事がない。

とは言え遭遇してしまったら生存第一なので一時的に受け入れる事は辞さない。


◆自分の事をどこまで話すか

客観的に調べたら分かるようなことは訊かれれば話す。

家が貧乏だった、親が借金抱えてた、それで自殺した、その後親戚の家を転々とした、いじめられることもあった、一時期荒れていた…など。

逆に、調べようも見ようも確信しようもない自分の中にしかない事は躊躇なく嘘をつく。

親を憎んではいない(憎んでる)、自殺した時は悲しかった(恨んでる)、いじめた相手に復讐しようなんて思わない(機会があればやる)、荒れてたけど今はもう落ち着いた(絶賛人類への反抗期中)など。

これまでの環境だけなら話した方が同情を誘えて生き延びるには有利。

愛だの情だのはヘドが出るほど嫌いだけど自分にそれを向けてくる奴はチョロくて便利で嫌いじゃない。


◆行動基準。

まず自分に不利益が生じることはしない。

だから犯罪とかに手を染めることはないし、逆を言えば迷子を無視したら「冷たい人」と評価が下がるかもしれないので極力やらない。

次に自分に利益が生じることはやれるようならやる。

例えば迷子助けたら少なくともその子供と親からの印象は上がるし何がしかのお礼があるかもしれない。さらに周囲からの評価印象も上がる可能性がある。

つまり不利益回避かつ利益期待で人助けをする事はままある。

 

しかし自分の身体や命を張る事だけは、どれだけ利益不利益があろうともできない。

例えば車に撥ねられそうな子供を助けに行く事はできない。

なんなら無残に撥ね潰された子供を見て一番に思う事は「オレじゃなくてよかった」

 

基本的に自分がマイナスにならないように動くので、もし利益より不利益が上回ってしまう可能性があるリスクの高い事なら大分渋る。

たとえ成功したら相当な利益になったとしても不利益の可能性にチキる。被るのが自分だけじゃないならまあ…やってもいいかくらい?

利益も不利益もないなら気分次第。極力自分の益に成り得そうな方を選ぶけれど。


◆性的なアレコレ

女性経験あり。小遣い稼ぎだったり逆レイプされたり恋人がいたり。

男性経験あり。援助交際で小遣い稼ぎしていた。

稼ぎ目的は中学高校生の親戚たらい回し時期。逆レと恋人は大学生の時。

圧倒的なヘテロ。具体的には女性05に男性97くらいにはヘテロ。

ついでに具体的に書けば性欲84に性感92。

付き合うなら年下で茶髪以外の長くも短くもない髪で、高くも低くもない背の子がいい。

とは言え大切な人はリスクが、家庭はコストがかかるのでいらない。


◆発狂例

素が出る(取り繕っていられないほどのパニック)

異様なまでに丁寧な物腰対応(素を出さない&弱みを見せないための防衛策)

自分が死ぬ事への強い恐怖(特に首吊り窒息はヤバイ)

自分を脅かすものの排除(攻撃性が高まる、殺人衝動まがい)

マトモに産まれ直したい(自殺衝動)

首吊り死体の幻覚(両親)